家庭菜園を初めて約20年になります。
私の菜園は現在住んでいる所から車で5分の場所にあります。住んでいる所は新興住宅地で畑が無いため、車で出勤することになります。
会社に勤めていた最初の頃は、土曜、日曜、祝日に作業をしていました。退職後は自分の都合の良い日に畑に行きます。
栽培しているのはだいたい皆さんが知っているような野菜です。その他としては友人数人と共同で育てる椎茸、キウイフルーツなどがあり、また10年ほど前から果樹園もやっています。これらを収穫することにより家計の手助けになっているのではないでしょうか。

これらの土地は地元の地主から格安で借りています。地主も「草ぼうぼう」にしておくと宅地並み課税とかで農地に比べ税金が安いと言う事もあるようです。地主の子供さんも農業をやらないと言う方が多いようで休耕畑がいくらでも有ります。
農作業時間は、夏は暑いから朝5時から2時間ほど、午後は5時から2時間ほど、特に今年は酷暑が続くので自宅に帰ってからすぐシャワーを浴びます。シャワーを浴びた後のなんと爽やかなこと、極楽極楽です。そして夕食時のビールの美味いこと(現在は禁酒中ですが)。
そして育った野菜を収穫したときの喜びは大きいです。でもその喜びは最初こそあったのですが今はあまりありません。

食べきれないほど採れた時は隣近所におすそわけです。これは近隣の方との友好関係をもつには有効な手段です。
また仕事上でヒントになることや、ひらめいたことなどが有った場合はメモをして帰宅後その続きを考えます。
農作業をしている時は何も考えません。しいて言えば「ここに何の種をまこうか、何の苗を植えようか」と考えることでしょうか。
これから後何年続けられるか分かりませんが、体が動ける間は続けて行こうと思っています。
そして、オン・オフの切り替えをスムーズに行いストレスの解消に使っていきたいと思います。

大沼浩治